日本の競争力が世界34位に後退

スイスの優良ビジネススクールIMDが15日に2022年の世界競争力ランキングを発表した。この調査は各国政府や世界銀行の統計データと経営者へのアンケート調査をもとに集計され、デンマークが初めて首位となった。行政のデジタル化の先進国である点や生産性などの点が評価につながったという。日本は順位を3つ下げ過去最低の34位であった。原因としては政府の効率性の悪さとコロナからの経済再開の遅さが挙げられる。

(2022年6月15日 日本経済新聞 夕刊3ページ)

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iPhoneの販売価格 日本が最安値に

米アップルのスマートフォン「iPhone」の販売価格を世界34カ国で比べたところ、日本が最も安いことがMM総研の調査で判明した。最新3機種の価格は世界平均に比べ18~24%安い。発売当初から設定価格が安めであったうえ、円安の影響でさらに割安となっている。iPhoneの国内価格が国際的に低い理由として、デフレの慢性化により他国より値上げを進めにくかったことが挙げられる。しかし国内向けの価格は年々上昇しており、21年発売の13シリーズの価格は8万~19万円台と、10年発売の「iPhone4」に比べて最低価格で2倍、最高価格で3倍近い。

(2022年6月15日 日本経済新聞 朝刊17ページ)

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ドコモ、法人向けサービスへ

NTTドコモが仮想空間「メタバース」事業にかじを切る。NTTが開発する次世代通信基盤「IOWN(アイオン)」を活用し、法人顧客が設計や開発などができる産業用サービスを数年内に始める。ドコモは20年にNTTの完全子会社となり上場廃止した。22年3月期の営業利益は9279億円で、NTT全体の約5割を占める稼ぎ頭だが、スマホ市場の成熟に加え、携帯電話の通信料金の引き下げの影響で、今後、個人向け通信の成長は見込みにくい。井伊社長は「ポストスマホを考えなければならない。通信キャリアからサービスの会社に変わる」と強調する。

 

ドコモ、次はメタバース 産業向けに次世代基盤 3D設計・開発に活用

2022/06/16 日本経済新聞 朝刊 13ページ 2138文字

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携帯4社、行政指導

総務省は15日、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯4社を行政指導した。各社の販売代理店では、自社の回線を契約していない顧客に端末の販売を拒否、回線契約を条件に2万円を超える割引などの実態が総務省の調査で明らかになった。代理店での違反を巡り行政指導を受けるのはドコモ、KDDI、ソフトバンクが3回目、楽天モバイルは初めてだ。調査した案件のうちこうした事案が見つかった割合はドコモが5%、KDDIは10%、ソフトバンクは12%、楽天モバイルは23%だった。

携帯4社に行政指導、非契約者へ端末販売拒否、総務省

2022/06/16 日本経済新聞 朝刊 38ページ 632文字

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ネットフリックス、ネット先行公開で「劇場優先」揺らぐ

映画の公開「劇場優先」という業界の慣習が揺さぶられている。米ネットフリックスはアニメ映画「バブル」を劇場公開より2週間早くネット配信した。ネット先行は大手配給会社が取り扱う作品では国内初である。バブルの関係者は「ネット配信は配信契約料において制作側にメリットが大きかった」と語り、金銭面などで有利な契約を結んだとみられる。映画館などでつくる全国興行生活衛生同業組合連合会は劇場公開を優先させることが重要との立場を貫いており、映画館側からは反発の声もある。ネット配信と映画館での興行の新たな共存関係を確立するための駆け引きが始まっている。

2022/06/18 日本経済新聞 朝刊15ページ

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漫画「ネタバレサイト」、記事掲載容疑で書類送検

漫画の内容を無断で公開する「ネタバレサイト」を運営したなどして、警視庁は14日、秋田市の無職の男ら2人を著作権法違反の疑いで書類送検した。2人は2020年1~2月、ネタバレサイト「KOREWATA」上で小学館の漫画の登場人物のセリフを抜き出し、場面描写を説明した記事を4回掲載するなどした疑いで書類送検され、容疑に対し「違法ではないと思った」と供述しているという。男らは月に漫画100~200作品を違法に投稿し、広告収入として少なくとも計300万円を得たという。漫画の画像や文字を抜き出して内容を違法に公開するサイトは「ネタバレサイト」と呼ばれ、出版業界が警戒を強めている。

2022/06/15 日本経済新聞 朝刊39ページ

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クラウドサービス、脱外資依存へ

政府は安全保障など機密情報を扱うシステムで外資系企業への依存が進まないようにする方針を固めた。経済安全保障に関わる国内産業の育成につなげるためだ。システムを支えるクラウドサービスの契約について、外資企業が単独で参入できない仕組みにし、国内IT企業と連携して参画するよう促す。実際に、フランスやドイツで米グーグルと地元企業が連携して政府などのシステムを構築する動きがある。国として重要な技術は国内企業も担う仕組みで、経済安全保障と国内産業育成の両立を目指している。

クラウド、脱・外資依存 政府、経済安保と産業育成両立

2022/06/19 日本経済新聞 朝刊 1ページ

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NTT、7月から3万人テレワークへ

NTTは7月から国内のどこでも自由に居住して勤務できる制度を導入する。主要7社の従業員の半分となる約3万人を原則テレワークの働き方とし、勤務場所は自宅やサテライトオフィスなどとする。出社が必要になった場合の交通費の支給上限は設けず、飛行機も利用できる。多様な働き方を認め、優秀な人材の獲得につなげる。コロナ禍から経済の正常化に向かう中、多くの企業が柔軟な働き方と生産性向上の両立という課題に直面している。出社を再開する企業とNTTのように原則テレワークを進める企業もあり、対応が二極化している。

NTT、来月から3万人テレワーク 居住地は全国自由に 出社は出張扱い、飛行機も容認

2022/06/19 日本経済新聞 朝刊 1ページ

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通勤、通学中に児童見を守る「ながら防犯」 

登下校時や学校で子供の安全を守るため、新たな担い手の確保は欠かせない。働く世代や若者らの参加を促そうと、国や自治体は通勤や散歩といった日常生活のなかで不審者がいないか、街灯の電球が切れて夜道が暗くないかなどに目を配ってもらう「ながら防犯」の浸透に力を入れている。福岡県は2月にオンライン講座を開き、ジョギングしながらの見回りや、自宅のベランダからの声かけなどの活動を紹介。各自治体での取り組みが、地域の防犯に興味を持つ機会にもなり防犯意識の底上げにもつながっている。

児童見守る「ながら防犯」、池田小事件21年、通勤や散歩、日常生活の中で 若者らの参加促す
2022/06/09 日本経済新聞 朝刊 38ページ 1304文字

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定住外国人半数以上が「非正規社員」 昇給遅い

長く日本で働きながら正社員になれない外国人が多いことが、国の賃金構造基本統計調査を分析して分かった。厚生労働省によると、国内の外国人労働者は約172万人。その内、フルタイム労働者の47%が非正社員だった。勤続5~9年でも36%が非正社員である。同じ勤続期間での日本人非正社員の割合は16%だった。正社員と非正規社員では賃金に大きく差が出るが、日本企業では日本語力を重視するため日本語やスキルの低い外国人が正社員として安定した収入を得ることは難しい。今後、働き手を確保し活力を生むには、働きながら日本語やスキルを磨ける仕組みなど外国人を育てようという企業意識が求められる。

定住外国人「正社員」に壁 昇給遅い非正規、日本人の倍 生活描けず来日敬遠も
2022/06/09 日本経済新聞 朝刊 1ページ 1226文字

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