月別アーカイブ: 2020年5月

新入生サポート最終報告

はじめに初回授業の前に木原先生からご提案があり新入生サポートを始めることになりました。最初の週と次の週はは大友君が中心となってDMを送って新入生を集めることに取り組みました。結果としては2/80と2/200でしたが同じような取り組みをやっている学習ステーションと比較すると多かったです。経営学部以外の学生にも送るなどの取り組みの工夫をしました。 3回目の授業の際に3年生の時間をとってもらい意見を集約した結果通常のゼミ活動に戻ることになりました。理由としては通常のゼミ活動の方をやりたいという声が大きかったためです。この活動を通して学んだことは目標を決めることの重要性です。目標が定まっていない中での活動だったのでもっと3年生の中や木原先生と前提部分を話す時間を作ればよかったと考えています。複数人の意思を統一するには適切な枠組みで取り組んでいくことを次からしたいです。  

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書評『クロスボーダーM&A成功戦略』

本書はクロスボーダーM&Aを成功に導くための戦略を、データや事例を用いて解説し、今後の日本企業が進むべき道筋を述べた一冊となっている。全5章で構成されている。 第1章『クロスボーダーM&A 勝者の条件』では、国内市場が緩やかに縮小していき、新興国が急成長し競争環境が変化していく中で、日本企業はM&Aを活用した覇権争いに参加せざるを得ない状況だと説明している。また本章ではクロスボーダーM&Aの成功を「M&Aの全プロセス(M&A戦略、ディール実行、PMI)を通じて、中長期的なシナジーと短期的なリターンを確保し、利害関係者の評価を得ること」と定義している。 第2章『戦略なきM&Aは失敗する』では、M&A戦略について説明している。将来のコアビジネスを明確にし、その強化を目指して買収と非中核事業を売却し成長するサイクルを「M&Aの好循環モデル」と呼び、このモデルを如何に生み出していくか説明している。 第3章『予測不能な海外企業とのディールをどう成功に導くか』では、DD(対象について詳細に調査すること)によってターゲット企業に対する期待と現実の差を明確にする事やシナジーを定量化することで、初めて事業計画とシナジー計画を作ることができるなどDDの重要性を述べている。またこれらの計画は内外の利害関係者へのアカウンタビリティーにも繋がる。 第4章『ポストM&Aの成功を阻む2つのギャップ』では、PMIを進めていく上で、計画のギャップ(買収前に立てた計画と買収後の事業計画の乖離)と実行のギャップ(計画と実績の乖離)に陥り失敗する危険性について述べている。このような問題が起きる原因に、計画から実行までの全工程を一貫して見る責任者がいない事や、ガバナンス体制の不十分などが挙げれられている。 第5章『買収側のグローバル改革こそ成功の本質』では、クロスボーダーM&Aを行う上で、買収先のガバナンスと同様に、日本企業自らもグローバル化に向けた変革が必要であると述べている。筆者は、買い手売り手両者の強みを組み合わせ、新たなものを創造する「複合企業」をコンセプトとし、経営体制を構築するべきだと唱えている。 M&Aの失敗の側面だけでなく、成功の側面を知りたいと思い本書を選んだ。グローバル化が急速に進む時代だからこそM&Aによるコアビジネスの強化の必要性や、事前の情報取得や買収後の戦略が成否を大きく分けると分かった。今後は、第1章で述べられていたクロスボーダーM&Aの必要性についてより深く調べていきたいと思う。 松江英夫・篠原学 著   ダイアモンド社  2012年12月13日発行

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小中高へ最低100万円の支給

コロナウイルスの影響で休校を続けていた学校が再開し始めたのに合わせ、政府は全国およそ3万6千校に対し最低100万円を支給する方針を固めた。感染症対策、学習支援への運用を狙い総額700億円越を、27日に閣議決定する第2次補正予算案へ盛り込む。一方、大学や高等専門学校等にも遠隔講義支援のため73億円を計上するという。1校最大1875万円援助し、全国9割超の約1千校すべてにいきわたる予定だ。緊急事態宣言解除後の今、それぞれの学校運用方式に十分充てられるだろう。(5月26日火曜 日本経済新聞)

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ブラジルコロナ死亡者数 米を抜き最多

ブラジル政府は25日、新たな新型コロナウイルス死亡者が807人であったと発表。前日、死者数は米国を抜き最多となっていた。欧州では感染、死者数ともに減少傾向にあるが中東南米では今だ感染拡大が続き、新たな震源地となっている。こうした事態にもブラジルのボルソナロ大統領は「ただの風邪」と表明し消極的な姿勢を続ける。欧州諸国に比べ検査や医療機関は貧弱であり、統計に表れない水面下で感染はさらに進んでいる可能性が高い。(5月26日火曜 日本経済新聞朝刊3頁)

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教員経験者や大学生採用、学習支援に8万人増員

政府は26日、新型コロナウイルス感染拡大による教員不足解消のために、教員や学習指導員ら8万人超を公立校に増員する方針を固めた。第2次補正予算案に関連費約300億円を盛り込み、国が人件費などを援助する。教員経験者や臨時の免許を与える講師を教員として採用するほか、学習指導員として塾講師や大学生、NPO関係者らを活用する。コロナの影響で経済的に困窮する大学生らを想定し、授業準備や保護者への連絡など事務職員としての採用も認める。 (2020/5/27  日本経済新聞 朝刊  32頁)

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レジ袋有料化控え、各社対応

7月1日からプラスチック製レジ袋の有料化が義務付けられるため、コンビニエンスストア大手3社はレジ袋の種類を減らす。セブンイレブン・ジャパンは7種類から5種類に、ローソンは8種類から3種類に、ファミリーマートは7種類から4種類にする。経済産業省が示すガイドラインではバイオマス素材を25%以上含むレジ袋は対象外だが、大手3社は同素材30%含むレジ袋を有料化する方針だ。国内のレジ袋使用量は年間約20万トンと推定され、その中でもコンビニ大手3社の使用量は4〜5万トンとみられる。各社が制度に合った対応を進めている。(2020/4/8  日経MJ新聞  11頁)

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人形博物館 再始動へ

埼玉県さいたま市岩槻区にある岩槻人形博物館は2/22にオープンしたが、コロナウイルスの影響により、開館から僅か9日後に臨時休館となった。同館は県内の人形など5000点以上を所蔵しており、初日には約2600人もの多くの人々が来館、3/1には1万人を超えたが、翌2日から休館となった。これに伴い、開館と桃の節句を記念した数々のイベントも中止となった。しかし、6/2より再開予定となっており、職員は準備を進めている。林宏一館長は、「思いがけない休館だったが、学芸員を中心にどういう風にイベントを変更、継続できるか考えてきた。まだ足を運んでない方にも興味を持ってもらえれば」と話した。 (2020/5/24 讀賣新聞 21頁)

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ある筈の島が無い 領海・経済水域に影響

日本の領海や排他的経済水域の基点となる「国境離島」の中に、存在が確認できない島が複数ある事がわかった。政府は海洋基本法などにより、17年までに484の離島を国境離島として国有財産化の手続きを行ったが、17年以降に現地調査や衛星画像などで調べた結果、無人離島に確認できない島があることが判明した。鹿児島県南さつま市沖にある「スズメ北小島」は、国土地理院の地図と海上保安庁の海図に記載されているものの、上空から確認したところ、地図上の場所に島は確認されなかった。海保によると、南にある島が北にずれて海図に描かれた可能性があり、また、船の事故を防ぐために島の存在を誇張した記載も認められていたという。 (2020/5/25 讀賣新聞 1頁)

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中パと印、カシミールの開発を巡り対立

インドとパキスタンが領有権を争っているカシミール地方を巡って、中国とパキスタンの合弁会社が同地でダム建設を進めることになり、インド側は強く非難した。同ダムはカシミール地方における初の巨大ダムで、建設されれば、中国が提唱する巨大経済圏「一帯一路」のうちの目玉案件のひとつになる見込みだ。専門家は「世界の関心が新型コロナウイルスの感染拡大に向くなかで、インドが外交的圧力を強めることは容易ではない」「インドは長らく一帯一路構想に反対してきたが中パの取り組みを止められていない、今回のダムについても同様だ」と指摘し、インドが反発をすることでダム建設計画を止めることは難しいとみている。(日経新聞2020/5/26 9頁)

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脱ハンコ文化、さらに拡大

ハンコ文化が根強く残っていた金融取引の世界でも脱ハンコの動きが出始めている。三井住友銀行やみずほ銀行では今回の新型コロナウイルスの感染拡大を契機に電子契約サービスでの融資契約の利用件数が急増した。三井住友銀行の電子契約サービスの利用は4月の時点で1981件となり、前年同月比で8割増えた。このサービスを利用すれば融資を受ける際に押印する必要はなく、電子署名で代替できるため、在宅勤務を進める企業で利用が急増した。みずほ銀行でも類似のサービスを提供し、累計契約社数が同16倍の約8000社に増加した。脱ハンコ文化は他の業界でも進んでいて、政府は緊急事態宣言が解除された後も、脱ハンコの流れを定着させるための取り組みとして行政手続きや銀行口座の開設などのハンコ文化の見直しを進めている。(日経新聞 2020/5/26 7頁)

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