欧州連合 地球温暖化対策強く促す

主要20カ国・地域首脳会議に参加している欧州連合のユンケル欧州委員長は28日、開幕に先立って記者会見をし、首脳宣言に盛り込むべき地球温暖化対策について「2018年のブエノスアイレスの首脳会議での合意を弱めることは受け入れられない」と述べた。1718年のG20首脳会議では地球温暖化対策に関して、20年に始まる国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明している米国を除いた国・地域が「協定を完全実施する」と確認した。しかし、今回、日本政府の当初の首脳宣言原案は、米国への配慮から協定の下での対応策実施を明記していない。(2019/6/29 毎日新聞2面)

67293440-8BE9-4F83-8DC8-78BDCD1B63FA

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

日本 商業捕鯨再開するも多くの課題

クジラを肉の販売目的で捕獲する「商業捕鯨」が1日、国内で31年ぶりに再開された。昨年9月のIWC総会で商業捕鯨再開を提案したが否決されたことが発端となり、630日にIWCから正式に脱退。南極海や北太平洋の公海などでの調査捕鯨を止める代わりに、排他的経済水域内で商業捕鯨を再開することにした。捕獲枠は「資源が枯渇していない」と日本が主張するミンククジラなど3種類が対象。しかし国際社会の半端に加えて、「鯨肉離れ」が進む中で採算がとれるかも不透明で多くの課題を抱えている。

(朝日新聞朝刊7/2 1面)

DC126B14-AB58-4AC4-8A16-C198776B3B54

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

イラン 核合意の制限量を超過

イランのザリフ外相は1日、貯蔵する低濃縮ウランが、核合意で定められた制限量(202.8キロ)の300キロを超過したと明らかにした。20161月の合意履行の開始以来、イランが明確な形で制限を破ったのは初めてだ。イランは58日に、米が核合意から離脱して制裁を再開した報復として合意履行の一部停止を宣言。核合意当事国の英仏独などに、60日以内に原油取引などで改善が見られないなら7日に履行停止の第2ウランの無制限濃縮などを行う姿勢を打ち出している。ウランの濃縮率を上げれば本格的な核開発に繋がりかねないとの懸念が強いため米トランプ政権との対立は深刻な局面に入りかねない。

(朝日新聞朝刊7/2 9面)

5329EA9C-C19A-4D7F-AD4E-8C24C21A6A8B

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

米中、貿易協議再開を合意

トランプ大統領と習近平国家主席は二十九日、G20サミットが開かれた大阪市内で会談し、貿易協議を再開することで合意した。トランプ氏は中国製品に対する新たな制裁関税の発動を見送ると表明。またHUAWEIに、安全保障上の懸念がない部分では米国企業が部品を売ることを認める意向も示した。これらの合意を受け、米中が全面的な貿易戦争に突入する事態はひとまず回避された。ただ知的財産権の保護を巡る合意内容を確実に実行させるための法改正や国有企業への補助金削減などでは、米中の立場の隔たりは大きく、協議が難航するのは必至だ。(東京新聞6月29日)
Screenshot_20190702-162319

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

米朝、歴史的対面

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は金正恩委員長が三十日、トランプ米大統領の「提案に基づいて」、南北軍事境界線の板門店で「歴史的な対面」を行ったと報じ、「世紀的な出会いを実現した両国首脳の大勇断は、根深い敵対国家として反目してきた両国間に前例のない信頼を創造した驚くべき出来事」と評価した。また、一日付の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は記事と合わせ、計三十五枚の写真を掲載した。(東京新聞6月30日)
IMG_20190702_233748

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

【書評】サブスクリプション・マーケティング モノが売れない時代の顧客とのかかわり方

本書はサブスクリプション型ビジネスを行う様々なB2B企業、B2C企業を実例として取り上げ、その効果的なマーケティングを解説したものである。パッケージ化された商品の販売と違って、サブスクリプションで収益を上げていくには顧客の長期的維持がより重要である。従来のマーケティングのように購入するという判断に導くためのマーケティングではなく、契約後のマーケティングが重要である。著者は本書のpart1~3のなかで、顧客を常に満足させるための「価値の育成」を考察している。
 Part1「サブスクリプション・シフト」では、様々な業界でサブスクリプションへの移行が進む中、どのような条項が生まれているのか、そうした変化がマーケティングにどのような影響を及ぼすのかを論じている。伝統的なマーケティングのセールスファネルとは異なる物であり、顧客がより満足いく経験をできる価値の育成について明らかにしている。
 Part2「価値育成のための戦略」では、価値育成のためのさまざまな戦略を示している。無料お試しなど、ユーザーを契約者に変えるための価値育成の最初の段階で何をすべきかを述べている。
 Part3「戦略の実践」では、part2で述べた戦略の実践法について述べている。契約後のマーケティングをさらに推進するための組織の調整や具体的なマーケティングの進め方について述べている。
シェアリングエコノミーに採用されやすいサブスクリプション方式について知るためにこの本を選んだ。本書の後半は企業がすべき具体的なについて書かれており、あまり参考にはならなかったが、人が本当に求めているのはモノの所有ではなく、利用であることを再認識できた。著者は最後にサブスクリプション・エコノミーで世界は良くなるという楽観的持論を述べている。それはサブスクリプションの成功には顧客のロイヤリティが重要であり、顧客との長期的関係を築いていかなければならず、顧客と価値観を共有しようとする企業が増えていくからだ。倫理的な企業、価値観に基づいて行動する企業が他社よりも優位に立つことができる。そして世界経済が強固になると結論付けている。シェアリングエコノミーによる経済の影響について気になっていたが、顧客にとって、世界全体にとって合理的にはたらくと感じた。シェアリングエコノミーの課題や、負の側面について気になったので調べていきたい。(アン・Hジャンザー著 英治出版 2017 11月)

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

靴の足型、3D計測サービス拡大

6B0BF18C-6F9D-459B-BDF3-4F3F44A841BB

 

アパレルや百貨店が3Dを活用した靴の計測サービスに相次ぎ参入する。ZOZOは24日、自宅でスマートフォンのカメラなどを使って足型を計測できる「ZOZOMAT」の予約を専用サイトで始めた。まずZOZOが計測スーツ「ゾゾスーツ」に似たマットを利用者宅に配布。利用者はマットに足を乗せたうえでスマホの専用アプリを起動する。ZOZOは今後、マットを新聞やチラシなどに掲載するなどして、ネットで予約しなくても計測できるようにするという。三越伊勢丹は3D機器を使い、実店舗で計測するサービスを8月に本格導入する。計測したデータから既製靴やオーダー靴を提案する。既製靴はパンプスを中心に1千種類、オーダー靴は約1万2千通りを用意する。3D機器で計測の時間を短縮するほか、履き心地や靴の使用用途の相談に乗るなど、実店舗の強みを生かしたサービスを展開する。(6/25 日本経済新聞)

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

書評『QR決済 キャッシュレスの本命はこれだ』

近頃様々な企業がQR決済サービスに参入を試みている。本書では、その中でも主力サービスを比較し、日本のQR決済サービスがどのように発展するのかということが述べられている。
第1章「財布よさらば 脱現金列島」では、QR決済は企業にとっては手数料の削減と顧客情報の獲得という利点があるが、消費者にとってのメリットは世間にまだあまり認知されていないことを指摘し、ポイントやキャッシュバックサービスを展開し「現金や他の決済サービスよりお得」ということを消費者にもっと認知してもらえればQR決済が広がることに繋がると筆者は述べている。また、筆者はLINE Payの個人間送金のサービスにも注目しており、頻繁に使われるようになれば一定の残高が常にLINE Payに残っていることになるのでリアルの小売店で利用してもらえる可能性も高くなると強調している。
第2章「中国が最先端、脱シリコンバレー時代の到来」では、国中でQR決済が進んでいる中国の事例を紹介している。無人コンビニや飲食店、シェアリングサービスなどでもQR決済は活用されており、人件費の削減や売上を伸ばすことに成功していることが紹介されている。
第3章「識者が語るキャッシュレスの未来像」では、日本のキャッシュレス化の課題点や、日本にQR決済を広めるためには何かしらのイノベーションが必要であることが述べられている。
第4章「QRコードをもっと安全に、開発最前線」では、QRコードの偽装による不正を防ぐための新技術が登場していることが紹介されている。
QR決済に焦点を当てて学びたいと思い本書を選んだが、日本のサービスだけではなく中国のサービスについても詳しく学べた。本書を通して、現金派が多数を占める日本でQR決済を浸透させていくためには、日本なりのイノベーションを起こす必要があることがわかった。また、様々なQR決済サービスが登場しているのは良い面もあるが、消費者は混乱しやすく、企業は多くのQR決済サービスに対応しないといけないという課題に目を向けられた。

吉田琢也 著 日経BP社 発行 2018年

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

ICT活用にむけて文科省が工程表示す

63775D68-ACD1-44DB-9607-4C776998D7F4

 

小中学校などでの情報通信技術(ICT)の活用について、文部科学省は25日、2025年度までの工程表を示した。児童生徒1人につき1台、教育用のパソコンやタブレット型端末が利用できる環境を整える。工程表では教育用パソコンの安価品を供給してもらうよう民間に協力を要請し、私物のスマートフォンも学校で使う。これらによって25年度までに「1人1台」を目指す。教育関連のビッグデータも利用して情報化社会で求められる人材を育てる。欧米は教育ビッグデータなどで先行している一方、国内ではICT活用の前提となる環境整備が不十分だ。文科省は「ICTが必要であることを自治体に丁寧に説明し、具体的な方法を提示する」と説明するが、課題は多い。(6/26 日本経済新聞)

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ

ネット通販の決済を私物で

中古品の即時買い取りアプリ「CASH(キャッシュ)」を運営するバンク(東京・渋谷、光本勇介社長)は所有するバッグや靴をネット通販などの支払費用に充てられる決済サービス「モノ払い」を開発した。利用者は企業のサイトで買う商品を決めた際に決済画面で「モノ払い」を選択し、バッグや靴のブランド情報や写真を送る。このデータに基づいて人工知能(AI)が価格を査定する仕組みだ。第1弾として旅行予約サイト「エアトリ」を運営するエボラブルアジアが決済サービスを導入した。今夏にはアパレル大手のTSIホールディングス傘下、ナノ・ユニバースも導入する予定という。(2019年6月25日 日本経済新聞16頁)

_20190626_111026

カテゴリー: 新聞要約 | コメントをどうぞ