トレンド社 機密情報の一部外部に流出

ウイルス対策ソフト「ウイルスバスター」で知られるトレンドマイクロ(東京)は20日、コンピューターシステムが不正アクセスを受け、一部の機密情報が外部に流出したと発表した。米国に拠点がある情報セキュリティ企業3社(うち一社は米現地法人をもつトレンド社)がロシア系とみられるハッカー集団「Fxmspのサイバー攻撃を受けたと米セキュリティー会社アドバンスが今月調査結果で公表しており、3社から盗み出された情報はセキュリティー企業の秘中の秘と言える「開発資料」「ウイルス対策ソフトのプログラムコード」など含むと指摘されている。盗まれればウイルス対策ソフトを無力化するサイバー攻撃に悪用される恐れがある。トレンド社は「プログラムなど製品の根幹に関わる情報の流出は現時点で確認できていない」「法執行機関と協力して調査を続けている。」と言っている。

(朝日新聞朝刊 5/21 第31面)

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