ビジネスジェット市場の急拡大 日本は

欧米でビジネスジェット(プライベートジェット)市場が拡大している。コロナ下の減便などで定期便の運航が不安定になる中、ビジネス客がプライベートジェットに流入したことを一因に挙げる。ビジネスジェットは所有者以外でもチャーター便として利用でき、利便性に優れているのが特徴。米連邦航空局(FAA)によると22年3月の米国発着などのビジネスジェット運航数は約49万便と、コロナ前の19年同月比で24%増えた。一方で日本では利便性の高い空港や格納庫といった設備が不足しており、利便性を感じるほどの規模がないため利用が進んでいないのが現状である。

2022/5/8 日本経済新聞 朝刊 2面

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米IT大手3社 パスワードレスで連携

アップルとグーグル、マイクロソフトの米IT(情報技術)大手3社は5日、パスワードが要らないオンライン認証の仕組みを各社が開発する基本ソフト(OS)やブラウザー(閲覧ソフト)上でより使いやすくすると共同発表した。3社はユーザーが新たに使う端末からでもパスワードレスの認証情報に自動的にアクセスできる機能を2023年内に提供する。OSとブラウザーの市場で圧倒的なシェアを握る3社が結束することで、パスワードが要らないネット社会の実現を早める考えだ。

2022/5/6  日本経済新聞 夕刊 3面

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五月病

新年度の慣れない環境のなかで緊張が続いていた人も、ゴールデンウイークで一息ついていることだろう。生活のリズムが変わったときには精神的なバランスを取りにくくなる。心の不調に陥りやすいこの時期によく使われる言葉に五月病があるが、当初この言葉は、将来の夢を持って入学してきた新大学一年生が、何百人も入る大教室で講義を受け、高校での濃密な授業とのギャップから孤立感を感じるこころの変調を意味していた。現実が目につきやすいこの時期は、一人で頑張りすぎず、何かあれば信頼できる人に相談すると上手に問題に対処できるようになる。

五月病、一人で頑張らない(こころの健康学)
2022/05/03 日本経済新聞 朝刊 25ページ

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18歳、大人か子供か?

奈良県教育委員会は4月1日、県立高校の退学届、休学届などに保護者の署名がなくても受理することを決めた。一方、岐阜県教委は「生徒が成人でも独立の生計を営んでいない場合、親や未成年後見人が保護者に準ずる」と規則を改定。成人年齢改正に伴い、法律に則した内容に改めた奈良県教委と、親に無断で退学する事態の防止をはかった岐阜県教委では真逆の対応である。都道府県ごとに異なる教育現場に、生徒はもちろん教員も戸惑っている。

18歳成人のリアル3 「校則は変えるべきか」(迫真)
2022/05/04 日本経済新聞 朝刊 2ページ

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子供の受診、2割減少「コロナなら仕事に支障をきたす」

子供の医療機関への受診が減少している。 子供が新型コロナウイルスに感染した場合に仕事を休まなくてはいけなくなると懸念する親が多いからだ。この現状は低所得層の人々で顕著にみられる。支援が必要な家庭に的を絞った対策が急務だ。診療報酬明細書をまとめた厚生労働省のデータを使って日本経済新聞が独自集計したところ、10歳未満の2021年の外来受診はコロナ発生前の19年に比べて23.8%減った。全世代平均の7.4%減、65歳以上70歳未満の15.0%減に対し子どもの減少が目立った。徹底したコロナ対策が功を奏したのではなく、本当に必要な受診まで見送る人がいると言うことだ。親の収入で、子どもの健康管理に差が出る事態は防ぐ必要がある。政府にはバラマキ型ではなく本当に必要な世帯を支える対策が求められる。

子どもの受診、2割減 「コロナなら仕事支障」 低所得層で顕著(チャートは語る)

2022/05/08 日本経済新聞 朝刊 1ページ
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ロシアの戦勝記念日へ警戒。

9日にロシアが第2次世界大戦の対独戦勝記念日を迎えるのを前に、ウクライナが警戒を強めている。戦果を強調するため攻勢をかける可能性があり、首都キーウでは砲撃に備えるよう呼びかけが始まった。ロシア軍は7日に首都モスクワの「赤の広場」で戦勝記念日パレードの予行演習を実施した。プーチン政権が特別軍事作戦と呼んできたウクライナ侵攻について、戦争状態と宣言した総動員をかけるとの観測もある。ウクライナ軍は反撃に出る構えで、東部ハリコフ州で6日、ロシア軍が侵攻した5つの集落を奪還したと発表した。一方ロシア国防省は7日ハリコフにある軍事施設などを攻撃し、欧米が供与した大量の武器を破壊したと表明した。

ロシアの戦勝記念日へ厳戒 ウクライナ、東部5集落奪還

2022/05/08 日本経済新聞 朝刊 1ページ
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欧米航空、マスクの義務化撤廃で脱マスク。日本は

 

欧米の航空会社は相次いでマスク着用義務を撤廃している。新型コロナウイルスの重症化率も下がり、欧米諸国は行動規制緩和に合わせて、入国規制も緩め、観光客誘致に動いている。外国人を締め出す日本の規制の厳しさが顕著になった。フィンランドの航空大手のファンエアーは25日から、機内でのマスク着用義務を解除する。理由はワクチン接種が進んだほか、最近の変異型が軽症であることから多くの国で規制が撤廃されている為。しかし日本などマスクが必要な国への便では引き続き着用を求めている。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やヴァージン・アトランティック航空なども同様の理由で着用義務を解除した。手探りながらも経済・社会の正常化を目指す欧米などとは対照的に、重症者よりも感染者の動向を重視する日本は厳しい水際対策を続けている。

 

 

 

2022/04/23 日本経済新聞 夕刊 3ページ 1121文字

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日ロ、サケ・マス交渉妥結へ。

水産庁は23日、北海道沖でのサケとマスの漁獲量などを決める日本とロシアの漁業交渉が妥結したと発表。日本の漁業者がロシア側に支払う協力金の見込み額は昨年よりも下限を6000万円引き下げ、漁獲量は同水準を維持した。今年はロシアによるウクライナ侵攻の影響で 漁獲量などの操業条件を決める交渉の開始が遅れた。水産庁の担当者は「日本側の漁業者の漁獲量が低迷していたため、漁業協力金の引き下げで粘り強く交渉した」と説明。22日までの協議では日本水域での漁獲について合意。ロシア水域の交渉に関しては、漁が最も盛んになる6月に向けて引き続き日程を調整しているという。

2022/04/23 日本経済新聞 夕刊 1ページ

 

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吉野家問題発言に見る企業の社会的責任

吉野家ホールディングスは、同社執行役員で吉野家常務の男性を解任した。大学の社会人向け講座で不適切な発言をし、批判されていた。大量生産、大量販売時代のマーケティングでは、目立つ文言や荒っぽい発想で欲望を刺激し、動員を目指す手法も目立った。しかし今は企業にも消費者一人ひとりに寄り添い、よりよい社会を作っていく「価値共創」の姿勢が求められている。今回の発言からは、企業の社会的責任への自覚や、顧客への敬意が感じられない。こうした発言をなくし、人権を尊重することは、企業の大きな経営課題だ。企業は自社に不適切発言を許容、黙認する風土がないか、点検する契機にしたい。

吉野家発言は対岸の火事か

2022/04/21 日本経済新聞 朝刊2ページ 759文字

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ネトフリ失速、サブスク戦国時代へ。

20日の米株式市場でネットフリックス株は一時4割下落した。米最大手ネットフリックスの会員数が過去10年間で初めての減少。21年末と比べて20万人減った。コロナの規制緩和やインフレにより、消費者は娯楽を選別し始めている。動画配信は他社では見られない作品を制作し、収益を新たな作品への投資に充てるサイクルを繰り返して成長してきた。19日、ネットフリックスは株主に対して「コロナ下で動画配信サービスに強い追い風が吹き、課題が見えにくくなっていた。動画に広告を付けて料金を抑えるプランの導入を検討している。」と説明した。

動画配信、曲がり角 ネトフリ会員20万人減 株は一時4割安

2022/04/21 日本経済新聞 朝刊5ページ 1338文字

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