ロシアの戦勝記念日へ警戒。

9日にロシアが第2次世界大戦の対独戦勝記念日を迎えるのを前に、ウクライナが警戒を強めている。戦果を強調するため攻勢をかける可能性があり、首都キーウでは砲撃に備えるよう呼びかけが始まった。ロシア軍は7日に首都モスクワの「赤の広場」で戦勝記念日パレードの予行演習を実施した。プーチン政権が特別軍事作戦と呼んできたウクライナ侵攻について、戦争状態と宣言した総動員をかけるとの観測もある。ウクライナ軍は反撃に出る構えで、東部ハリコフ州で6日、ロシア軍が侵攻した5つの集落を奪還したと発表した。一方ロシア国防省は7日ハリコフにある軍事施設などを攻撃し、欧米が供与した大量の武器を破壊したと表明した。

ロシアの戦勝記念日へ厳戒 ウクライナ、東部5集落奪還

2022/05/08 日本経済新聞 朝刊 1ページ
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