日ロ、サケ・マス交渉妥結へ。

水産庁は23日、北海道沖でのサケとマスの漁獲量などを決める日本とロシアの漁業交渉が妥結したと発表。日本の漁業者がロシア側に支払う協力金の見込み額は昨年よりも下限を6000万円引き下げ、漁獲量は同水準を維持した。今年はロシアによるウクライナ侵攻の影響で 漁獲量などの操業条件を決める交渉の開始が遅れた。水産庁の担当者は「日本側の漁業者の漁獲量が低迷していたため、漁業協力金の引き下げで粘り強く交渉した」と説明。22日までの協議では日本水域での漁獲について合意。ロシア水域の交渉に関しては、漁が最も盛んになる6月に向けて引き続き日程を調整しているという。

2022/04/23 日本経済新聞 夕刊 1ページ

 

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