欧米航空、マスクの義務化撤廃で脱マスク。日本は

 

欧米の航空会社は相次いでマスク着用義務を撤廃している。新型コロナウイルスの重症化率も下がり、欧米諸国は行動規制緩和に合わせて、入国規制も緩め、観光客誘致に動いている。外国人を締め出す日本の規制の厳しさが顕著になった。フィンランドの航空大手のファンエアーは25日から、機内でのマスク着用義務を解除する。理由はワクチン接種が進んだほか、最近の変異型が軽症であることから多くの国で規制が撤廃されている為。しかし日本などマスクが必要な国への便では引き続き着用を求めている。英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やヴァージン・アトランティック航空なども同様の理由で着用義務を解除した。手探りながらも経済・社会の正常化を目指す欧米などとは対照的に、重症者よりも感染者の動向を重視する日本は厳しい水際対策を続けている。

 

 

 

2022/04/23 日本経済新聞 夕刊 3ページ 1121文字

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