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カテゴリー別アーカイブ: 新聞要約
米ネクステラ、AI需要に伴う投資巨額化に対応
米電力大手のネクステラ・エナジーは18日、同業のドミニオン・エナジーを約10兆円で買収すると発表した。背景には、AI普及に伴うデータセンターの電力需要急増がある。米国の電力需要は今後、過去15年間の6倍のペースで伸びる見通しで、発電施設1件あたりの投資規模も従来の30倍へ巨額化している。両社は合併により年間590億ドルの設備投資体制を整え、32年までに発電能力を現在の2倍以上となる最大260ギガワットへ拡大する計画だ。インフラ投資が巨大化する中、規模拡大により資金力を高め、需要の急増に備える。 2026/5/22 日本経済新聞
中国、高市首相の哀悼黙殺、AIに規制も
高市首相は23日、中国山西省の炭鉱で起きたガス爆発事故で多くの犠牲者が出たことを受け、習近平国家主席、首相の李強氏あてに追悼とお見舞いの意を伝えるメッセージを送った。これは中国の日本大使館や各地の総領事館のHP上でも公開された。しかし、中国政府は追悼メッセージを受け取ったことを公式発表せず、事実上黙殺している。中国主要メディアが公式報道することもない。さらに中国を代表する検索エンジンや人工知能に追悼メッセージを検索すると、「情報は提供できません」などと表示される。規制当局が情報の統制を行っていることがうかがえる。 2026/05/27 日経速報ニュース
国家情報局、7月にも発足へ
政府は各省庁の情報機関を統合的に調整する「国家情報局」を新設する法案を参院本会議で可決・成立させ、現行の内閣情報調査室を改組して7月にも発足させる。国家安全保障局(NSS)と同格の組織として外交・安全保障政策を支える司令塔となり、首相を議長とする「国家情報会議」も設置する。背景には外国勢力の工作やSNSでの偽情報拡散、AIなど先端技術を巡る国際競争の激化がある。野党は個人情報保護や監視拡大への懸念を示したが、政府は新たな権限付与ではなく、恣意的な運用もしないと説明した。 2025/5/27 日経速報ニュース
中国に抜かれ対外純資産世界3位
財務省が発表した2025年末の日本の対外純資産は、前年末比4・4%増の561兆7504億円となり、7年連続で過去最大を更新した。しかし、国・地域別順位では中国に抜かれ、前年の2位から3位に後退した。日本は長年、貿易黒字や海外投資収益を背景に世界首位を維持してきたが、24年末にドイツ、25年末に中国に逆転された。対外資産は米欧への直接投資増加で17年連続の増加となる一方、対外負債も外国人保有の日本株高などで増加した。 2026/05/27 日本経済新聞
作業現場 少しでも涼しく
すでに各地で夏日を記録し始めた今年。猛暑が予想される夏本番を前に、企業が現場作業員の熱中症対策に力を入れている。昨年は対策強化が事業者に義務づけられたが、記録的な暑さにより死傷者が過去最多になった。今年は体を冷やす設備の導入に加え、労働時間の短縮など踏み込んだ取り組みも出てきている。 一例として、西武鉄道は今春から、埼玉県の秩父地域などで線路の保守・点検をする保線係員のためにキャンピングカーを移動式休憩所として使い始めた。冷蔵庫、エアコン、就寝スペースを備える。 2026/5/26 朝日新聞 朝刊
トヨタ 減産台数拡大
トヨタ自動車は不安定な中東情勢を受け、6~11月に海外生産を約8万3千台減らすことを決めた。米国とイスラエルによるイラン攻撃でホルムズ海峡の航行が困難になり、物流が混乱しているためで、中東向け以外も対象になる。 減産するのは中国で生産するスポーツ用多目的車(ガソリン車)など。物流が混乱して必要な部品が計画通りに調達できないほか、原油の価格高騰に伴いガソリン車の需要が一部鈍化しているためという。 2026/5/26 朝日新聞 朝刊
AIによる音楽業界への影響
世界の音楽大手は、生成AIの台頭とストリーミング配信市場の成長鈍化により業績や株価が低迷している。音楽業界では、AIによる既存楽曲に似た音楽の生成で著作権収入が減少する懸念が強まっている。一方で、各社は音楽出版権を安定収益源とし、AI企業への楽曲ライセンス提供も進めている。しかし、クリエーター側にはAI学習利用への反対意見も多く、今後のルール作りや業界再編の可能性が注目されている。 2026/05/15 日本経済新聞 夕刊
歌手、演奏家にBGM使用料。著作権法改正案を閣議決定。
政府は、商業施設や飲食店などで流されるBGMの使用料を、作詞・作曲家だけでなく歌手や演奏家、レコード会社にも支払う新たな権利「レコード演奏・伝達権」を創設する著作権法改正案を決定した。施行は公布から3年以内。これにより国内外で日本の楽曲が使われた際、実演家らも適切な対価を得られるようになり、海外展開の促進が期待される。一方で、店舗側の負担増や公平な徴収方法が課題となっている。 日経新聞朝刊2026/5/16
米大学 AI利用で成績インフレ
米国の大学でAIの助けを借りることで学生の評価が全体として上昇する「成績インフレ」が問題となっている。課題などで高評価だらけになると学力の実態把握が難しくなるとして、大学は制度を見直している。ChatGPTが登場した2022年以降、作文やコーディングの授業などで高評価を受ける学生が30パーセント増えた。ハーバード大は成績を絶対評価としていることが「A」のインフレ化を招いてきた一因だとみなしている。直接的な因果関係は指摘していないが、制度変更にはAIの影響を無視できなくなっている。 2026/5/19 日本経済新聞夕刊
ChatGPT、米で金融連携
米オープンAIはChatGPTで銀行や証券会社など金融機関の口座とデータ連携する機能を米国で始めた。家計や資産形成の相談がしやすくなる一方、意図せぬ情報流出などのリスクも高まる。オープンAIによると、ChatGPTで家計、予算、投資などお金の相談をする人は月2億人以上いるという。個人の状況に応じた回答をしてもらうためには、利用者の個人データを共有する必要があった。ChatGPTのような対話型AIでは、入力した情報が意図せずAI開発の学習データに使われたり、他人に利用されて情報流出につながる可能性がある。口座連携機能によって、秘匿性の高い個人情報が流出するリスクも高まるとみられる。 2026/5/19日本経済新聞朝刊