作成者別アーカイブ: 藤原 琉宝

大韓航空、親族対立が激化

大韓航空の持株会社・韓進KALの株主総会で、趙源泰(チョ・ウォンテ)会長の取締役再任が、姉の趙顕娥(チョ・ヒョナ)氏ら「株主連合」の退陣要求を退けて57%の賛成で辛勝した。株主連合は疑惑追及で揺さぶったが支持は広がらず、主要株主も現経営を支持。しかし、連合は株を買い増しており、次回総会で経営権争いが激化する見通し。大韓航空は業績悪化とコロナ禍で苦境にあり、財閥の親族争いが企業リスクとなっている。 2025年 12月10日 日経  

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韓国財閥で創業家3世のスピード昇進が相次ぐ

韓国の財閥系企業で、創業家3世のスピード昇進が相次いでいる。ロッテや農心、サムスン、韓進などで30~40代前半の創業家3世が専務・副社長級に抜擢され、入社数年で役員となる例も多い。多くは未来事業を担当するポストに就くが、企業内からは「成果が本当に彼らの実績なのか疑問」と不公平感を指摘する声も出ている。 2025年 12月3日 中央日報  

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HBM開発成功でサムスン躍進

サムスン電子がスイス国際経営開発院(IMD)「2025未来準備指標」で20位から7位へ大幅上昇し、インテルを逆転した。HBMチップのNVIDIA向け納品成功やAI分野での実行力向上が評価されたためである。一方インテルは18A技術の遅延や工場中断、PCチップ外注化などで評価が下落し19位となった。上位はNVIDIAやマイクロソフトなど米ビッグテックが占め、韓国企業ではLGとSKハイニックスも順位入りした。 中央日報 12月3日  

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韓国中産層の不安と階層停滞

韓国では統計上の中産層割合が約60%と過去最大になった一方、自分を中産層と感じない「体感中産層」は減少している。生活費や住宅負担の増加や不動産の所有の有無により多くが余裕のない暮らしを送り、不満感が強まっているためだ。また階層上昇の可能性も低いと感じられ、社会的停滞感が広がっている。KDI(韓国研究開発院)は、中産層の中でも特に不安定な「脆弱中産層」への支援強化や、教育改革と雇用創出による階層移動の活性化が必要だと指摘している。 中央日報 12月3日  

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サムスン、AI需要に対応する半導体生産ライン新設計画

サムスン電子は、韓国のピョンテク市にAI需要の増加に対応するため、半導体生産ラインを新設する計画を発表した。この投資は、グループ全体で450兆ウォン(約45兆円)に及ぶ国内投資の一環で、2028年に量産を開始予定。これは米国との貿易協定で韓国が3500億ドルの投資を米国に約束したことを受け、国内投資縮小の懸念に対応するためであり、サムスンはこの新工場を通じて若者向けの質の高い雇用創出や中小企業との共存も目指している。 202511月 バームバーグ  

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韓国の高齢者、世界で最も高い雇用率

韓国の65歳以上の高齢者の雇用率は37.3%で、OECD平均の13.6%を大きく上回り、世界で最も高い。高齢者が働く主な理由は「生活費の補填」で、国民年金の受給額(約7万円)が生活費に不足していることが原因とされる。定年退職年齢は平均52.9歳で、勤労希望年齢は73.4歳であり、こちらも他国と比較して非常に高い。年金受領を遅らせることで金額が増える制度に対する評価は高いが、年金額の少なさが引退を選ばせない要因となっている。 202511月 中央日報  

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サムスンや現代などの財閥総帥が一斉UAE入り 中東市場攻略が本格化

李在鎔サムスン会長ら韓国財界トップがUAEでのビジネスラウンドテーブルに参加し、急伸するUAE市場で経済協力を拡大する動きが強まっている。韓国の対UAE輸出は今年増加し、自動車・化粧品・スマホ・食品など幅広く拡大。特にバラカ原発向けウラン輸出が大幅増となった。UAEは人口増と高い購買力を背景に消費市場として有望で、防衛産業でもKF-21など新規商機が期待される。 2025年11月 中央日報  

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韓国財閥で未登録役員が急増

韓国公正取引委員会の調査で、財閥オーナー家族が未登録役員として経営に関与する上場企業が約3割に達し、前年より増加したことが判明した。未登録役員は法的責任を負わず、改正商法の適用外となる懸念がある。特にトンネリング規制対象企業で多く、ガバナンスの盲点となっている。 ※トネリング規制とは→オーナー家族がグループ内取引を悪用して特定企業から利益を抜き取るのを防ぐ仕組み 2025年11月19日 ハンギョレ  

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現代自動車、地域主導体制へ転換

現代自動車は北米・欧州・インド・中国などの主要市場で現地出身の経営陣を登用し、本社主導から地域主導への体制転換を進めている。背景には、各地域の文化や市場構造の違いに柔軟に対応し、競争力を高める狙いがある。世界的に電気自動車やハイブリッド車への移行が進む中、現地の実情を踏まえた迅速な意思決定と市場密着型の経営を通じて、販売回復と持続的成長を目指している。 中央日報 2025年      

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韓国5大財閥が市場を支配 斗山が再び存在感を示す

2025年11月時点で韓国の主要5大財閥(サムスン、SK、現代自動車、LG、現代)の企業が株式市場全体の時価総額の半分以上を占めた。半導体好調で韓国総合株価指数(KOSPI)初めて4000を突破。サムスンとSKだけで市場の約4割を占めた。全体では財閥系368社の時価総額が76%を占め、かつて影響力があった財閥の斗山(ドゥサン)も株価急伸によりかつての栄光を取り戻しつつあり、上位10社入りを果たした。 朝鮮日報 2025年11月      

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