水素エンジンを活用する動きが拡大

 

次世代エネルギーとして期待される水素の活用において、従来の燃料電池に対し、既存技術を応用できる低コストな水素エンジンの再評価が進んでいる。燃料電池はエネルギー効率が高いものの、希少金属による高コストや高純度な水素の必要性が問題点だった。一方、エンジン方式は鉄やアルミ等の既存部品を流用できるためシステム価格を10分の1以下に抑えられ、車や大型トラック、船舶などへ導入が拡大している。世界的な化石燃料回帰やインフラ不足により水素価格の高騰は続いているが、エンジン活用による需要創出が普及の突破口として期待される。

2026/7/7  日本経済新聞

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碧南火力で脱炭素化探る

国内最大の石炭火力である碧南火力発電所では、燃焼時に二酸化炭素を出さないアンモニアを混ぜて燃やす「混焼」技術の開発が進んでいる。原発の再稼働や再エネの導入に限界がある中、既存の火力インフラを活用できる本技術への期待は高い。JERAはバーナーの改良により、混焼率を60%に引き上げる実証試験を計画しているが、熱効率の低下や有害な窒素酸化物の発生抑制といった技術的課題の克服が不可欠である。中部地方の製造業にとってサプライチェーン全体の脱炭素化は急務であり、本事業の成否は地域の成長戦略に直結している。

2026/7/7  日本経済新聞

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豪ギャンブル広告規制へ

世界一のギャンブル大国である豪政府は、深刻化する依存症や子どもへの影響を防ぐため、ギャンブル広告の規制法案を議会に提出した。内容は、子どもの時間帯のTV・ラジオ広告制限や著名人の起用禁止など。近年はスマホの普及やAIによる精緻なオンライン勧誘で依存が助長され、損失額は年2.5兆円超に上る。しかし、今回の政府案は包括的な対策を求めた23年の議会報告書に比べ、業界への配慮から全面禁止に踏み込まない妥協産物との批判が強い。野党らは「不十分」と反発しており、実効性のある規制へ向けて議論になっている。
2026/07/08 日本経済新聞

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米アマゾン巨額AI投資による社債発行4兆円規模

米アマゾンが新たに計250億ドルの社債を発行し、資金調達することが判明した。償還期間が異なる8種類の債券で、資金は主に急膨張するAIデータセンターなどの設備投資に充てられる見込み。同社の2026年12月期の設備投資額は前年比5割増の2000億ドルに達する。現在、米大手のAI開発競争は過熱しており、アマゾンを含むテック4社の投資支出は本業の稼ぎを上回る。アルファベットやメタも数百億ドル規模の社債を発行するなど、メガテック企業が本業の利益を超えて外部から巨額の資金を調達し、AIインフラ投資に力を入れる構図が相次いでいる。
2026/07/08 日経速報ニュース

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AIで観光客に最適な観光地を提案

西伊豆町観光協会は、町内21カ所に設置したQRコードを読み取り、アンケートに回答すると、AIが観光客の好みに合わせて次の観光スポットを提案する「西伊豆AIナビ」を開始した。スマートフォンの操作に不慣れな人向けには電子看板も設置し、3カ所以上巡ると記念品がもらえるスタンプラリーも実施している。収集したデータは観光客をタイプ別に分析し、宿泊客への転換や閑散期の需要創出など、今後の観光施策の立案に役立てる予定である。

2026/07/07 毎日新聞

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NEC、生成AIで商品企画を自動化

NECは、米アンソロピックの生成AI「クロード」を活用し、商品企画や販促計画の作成を自動化する新サービスを発表した。AIがマーケティング課題を分析し、施策案をレポート形式で提案することで、販売戦略の立案にかかる時間やコストを削減する。調査会社マクロミルの購買データを活用するため、データが少ない企業でも具体的な戦略を立てやすい。9月まで約30社で検証を行い、10月から幅広い業種へ提供を開始する予定で、3年間で累計100億円の売り上げを目指す。

2026/07/08 日本経済新聞

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大垣夜行 復刻

かつて東海道線を走っていた夜行快速列車「ムーンライトながら」を一夜限りで復刻させると、JR東海が発表した。8月9日にツアー向けの特別列車として走らせる。
ムーンライトながらは1996年に誕生した。それまで「大垣夜行」として親しまれた夜行普通列車が指定席を設けた快速列車に変わり、命名された。東京と大垣(岐阜県)を結び、特急券が不要で「青春18きっぷ」で乗れることから若者や鉄道ファンに人気だったが、コロナ禍の影響もあって2021年に運転を終えていた。
応募対象は18歳以上で、費用は1人3万7500円。ジェイアール東海ツアーズの専用サイトから申し込める。
2026/07/03 朝日新聞

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近鉄 銀行サービス

近鉄グループホールディングスは1日、三菱UFJ銀行と業務提携を結び、2027年3月に個人向け銀行サービスを始めると発表した。
近鉄はグループの鉄道や百貨店などで使えるポイントサービス(会員約170万人)を持つ。今回の提携では銀行代理業に参入。三菱UFJ銀のシステムを活用した銀行アプリをつくり、会員向けに預金や決済などのサービスを提供する。「会員数を200万人に増やしたい」と意気込む。
鉄道会社の銀行サービスでは、JR東日本が24年春にサービスを開始。JR西日本は27年度中に始める。阪急阪神HDも27年以降に始める方針だ。

2026/07/07 朝日新聞

 

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NTTとダイキン、DC冷却を最適化するAI開発

NTTデータとダイキンは、AIでサーバー内部の熱状態を予測し、データセンター(DC)の冷却を最適化する共同検証を2026年7月に開始する予定。背景には生成AIの普及によるAIサーバーの消費電力・発熱量の増大がある。従来はセキュリティー等の制約で内部データを空調制御に生かせず、過剰冷却や冷却不足という課題が発生していた。この取組では、電力使用状況などの間接データからAIが内部の熱状態を予測。空調や熱源、液体冷却設備を統合制御し、省エネと安定運用を両立する。26年度中に検証し、27年度の商用化を目指す。
2026/06/29 日経プレリリース

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ファミマ、HUMAN MADEとのコラボ缶で新需要創出

ファミリーマートは人気ブランドHUMAN MADEとコラボした限定デザインのコカ・コーラ缶を発売し、通常商品の売上を落とさず全体売上を伸ばすことに成功した。特に20〜30代や女性の購入が増え、「飲む」だけでなく「持ち帰る・飾る」といったコレクション需要も生まれた。この施策は単なる販促ではなく、商品・売り場・販促を一体化させ、「便利だから行く」から「欲しいから行く」コンビニへと価値転換を目指す戦略の第一歩といえる。

2026/06/26 日本経済新聞

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