米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの時価総額が20年10月のピーク時に比べて8割強減少し、コロナ感染が世界で本格的に広がる前に20年2月の水準に戻った。ショッピファイやドキュサインなどのコロナ特需で成長を遂げた各社の時価総額も20年2月以降の上昇分が吹き飛んだ。日本でも4月の料理宅配代行サービスの利用者数は1282万人となり、過去最高を更新した3月(1533万人)から16%減少した。
(2022年5月25日 日本経済新聞 朝刊3ページ)
米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの時価総額が20年10月のピーク時に比べて8割強減少し、コロナ感染が世界で本格的に広がる前に20年2月の水準に戻った。ショッピファイやドキュサインなどのコロナ特需で成長を遂げた各社の時価総額も20年2月以降の上昇分が吹き飛んだ。日本でも4月の料理宅配代行サービスの利用者数は1282万人となり、過去最高を更新した3月(1533万人)から16%減少した。
(2022年5月25日 日本経済新聞 朝刊3ページ)
欧州鉄鋼大手SSABは、「水素還元製鉄」と呼ばれる製造法で作り、二酸化炭素排出量を大幅に抑えた鋼材の供給を始める。SSABはスウェーデンに本社を置く鉄鋼会社であり、2021年8月に水素還元製鉄と呼ばれる製造法の開発に成功した。この方法は還元剤として石炭の代わりに水素を使い、鉄鉱石から鉄を取り出すものである。製造時のCO2排出はゼロ近いという。日本では50年までに水素還元製鉄の実用化を目指す動きはあるが、地理的条件的に低品位な鉄鉱石を使う必要があり、鉄の品質にばらつきの出る恐れのある水素還元製鉄を使いにくいという。
(2022年5月24日 日本経済新聞 朝刊13ページ)
EUは雨リーン水素の供給網の構築を目指す。2022年中に日本と水素技術に関する覚書を交わす。幅広い技術協力を通じて製造コストを下げ、化石燃料の脱ロシア化を急ぐ。CO2を排出しない水素は次世代エネルギーとして期待は高いが、実用化への課題が多い。それを克服するために太陽光発電の適地とされるアメリカ諸国や世界初の水素国家戦略を打ち出し、技術開発で先行する日本と協力を深めると決めた。
2022/06/1 朝刊 15面
国内の乗用車メーカー8社が30日にまとめた世界生産は、前年同月比21%減の16.3万台だった。国内メーカー別だと7社がマイナスとなり、落ち込み幅が最大なのはホンダで、54%の19万台だった。中国にある取引先の部品メーカーがロックダウンで操業できなくなったのに加え、海上輸送の遅れも重なり日本国内での生産に用いる部品調達にも影響が広がった。日本の車大手がグローバル調達を進める中、中国の供給網の重要性が高もったことでロックダウンの影響を大きく受けた。
2022/5/31 朝刊2面
新型コロナウイルスの感染を抑え込む「ゼロコロナ」政策の悪影響が直撃し、4月中国の不動産株が過去最大の落ち込みを記録した。国家統計局によると4月の住宅販売額は前年同月比47%減。外出制限は4月時点で全人口の13%に当たる1億8000万人に達した。特に3月以降ロックダウンされた広東省や上海市、北京市は、高所得者が集中する各社のドル箱市場だ。昨年12月上旬には、中国恒大集団が部分的な債務不履行(デフォルト)と認定された。12日には、融創中国も一部の米ドル債がデフォルトしている。人民元安によって米ドル債務の実質的な負担も増し、信用不安が広がる。
中国不動産株、続く下落 「ゼロコロナ」響き販売額4月47%減 通貨安、信用不安に拍車
2022/05/26 日本経済新聞 朝刊 9ページ 1414文字
東京都が新たに公表した首都直下地震の被害想定は、帰宅困難者が最大で452万人に上る。今年1月時点で公共施設やオフィスの一時滞在施設は44万人分のみとなっている。オフィスの高層化、急増するタワーマンションへの対応も課題だ。15階建て以上のマンションは12年から約1.5倍の1406棟に増えている。エレベーターの閉じ込めリスクや、火災発生時の救助や消火活動が難航する恐れもある。都防災会議地震部会の平田直部会長は「住民個人の備蓄には限界がある。マンション内のコミュニティーづくりなど共助の仕組みが重要だ」と強調する。
首都直下地震、直接被害21兆円――帰宅困難者、解消進まず 最大452万人試算 タワマン急増課題
2022/05/26 日本経済新聞 朝刊 3ページ 1167文字
25日に4回目の接種が始まったが、接種の対象は大幅に縮小し、努力義務は60歳以上のみとなった。これに伴い、接種券配送が自治体によって変わる。59歳以下に接種券を配送しない自治体もあれば、18歳以上全員に送る自治体もある。東京都千代田区では接種券が届くと打たなければいけないと感じる人もいるとし、59歳以下は申請者のみに接種券を送る。一方、住民の多い横浜市は申請方式では1カ月程度時間がかかると判断し、3回目接種が終わった18歳以上の全員に順次発送する。自治体ごとに対応が割れ、混乱が懸念される。
4回接種、周知・運用に懸念 60歳以上対象に開始 接種券配布、自治体で対応割れる
2022/05/26 日本経済新聞 朝刊 5ページ 1220文字
米アップルが米国の店舗などで働く従業員の最低時給を22ドル(約2800円)に引き上げることがわかった。時給引き上げの背景にあるのは長期化するインフレだ。米労働省によれば、4月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比8.3%だった。また働き手の間ではさらなる待遇改善を求める動きが広がり、最低時給30ドルを実現するため労組の結成をめざす従業員が出てきた。アップルは労組に否定的な立場をとっており、時給の引き上げといった対策を通じて従業員を懐柔するねらいとみられる。
2022/5/28 日本経済新聞 朝刊 7ページ
JR東日本とENEOSは25日、水素ハイブリッド電車の実用化に向け、水素を供給する電車用ステーションの設置で協力すると発表した。駅周辺に拠点を設けるほか、JR東が所有する鉄道向け発電所にENEOSが水素を提供する。JR東は水素燃料電池と蓄電池を併用するハイブリッド電車「HYBARI」(ひばり)の開発を進めており、ローカル線の一部で運行しているディーゼル車両に変わる形で30年までに実用化を予定している。
2022/5/26 日本経済新聞 朝刊 12ページ
ファミリーマートは25日、東京都内の店舗で処方薬を受け取れるサービスを26日に始めると発表した。おかぴファーマシーシステムが運営する「とどくすり薬局」や提携する薬局でオンライン服薬指導を受けた場合、患者が指定した店舗に最短翌日に届けられ、店員から受け取る。法律で「薬の販売や陳列、配置」ができるのは薬局などに限っているが、ファミマは東京都福祉保健局から店員が受け渡す許可を得た。都内のほぼすべての2400店舗で送料、手数料無料で24時間利用できる。
2022/05/26 日本経済新聞 朝刊12ページ