ある筈の島が無い 領海・経済水域に影響

日本の領海や排他的経済水域の基点となる「国境離島」の中に、存在が確認できない島が複数ある事がわかった。政府は海洋基本法などにより、17年までに484の離島を国境離島として国有財産化の手続きを行ったが、17年以降に現地調査や衛星画像などで調べた結果、無人離島に確認できない島があることが判明した。鹿児島県南さつま市沖にある「スズメ北小島」は、国土地理院の地図と海上保安庁の海図に記載されているものの、上空から確認したところ、地図上の場所に島は確認されなかった。海保によると、南にある島が北にずれて海図に描かれた可能性があり、また、船の事故を防ぐために島の存在を誇張した記載も認められていたという。
(2020/5/25 讀賣新聞 1頁)
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