月別アーカイブ: 2016年10月

国が中堅・中小に、転職マッチング

潜在成長力を持つ地方の中堅・中小企業に、大都市で働く人材の転職の橋渡しをする内閣府の「プロフェッショナル人材事業」が東京都を除く46道府県で進んでいる。この事業は内閣府の地方創生事業の一環として昨年度から始まり、昨年10月から今年8月までの相談件数は全国で約7000件。このうち284件が成約している。事業を推進する内閣府地方創生推進室の村上敬亮参事官は「地方に優秀なプロ人材は来ないと懸念する声もあったが、予想以上に成約が多い。これまでは転職した先で何ができるのか具体的な情報がなかったのが問題だった」と語る。 日本経済新聞 2016年10月10日 朝刊 27面(地域総合)

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検索単語先回り スマホ向けブラウザー提供、アスツール

IT(情報技術)ベンチャーのアスツール(東京・練馬)はスマートフォン(スマホ)向けのブラウザー(閲覧ソフト)の提供を始めた。文字を入力する前に検索単語の候補を先回りして表示する、横にスワイプして画面を切り替えるといった機能を持つ。パソコンのブラウザーと同様、複数の画面を読み込み、タブを切り替えて閲覧できる。関連する話題を次々調べるヘビーユーザーに向きそうだ。 2016/10/12 日経MJ(流通新聞) 7ページ  

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生保 ビッグデータやAI活用

ビッグデータや人工知能(AI)を活用する動きが生命保険業界で本格化してきた。第一生命保険は約1300万件にのぼる医療データを基に健康診断の数値と病気の発症率を分析。これまで保険会社は持病や既往症を持つ人の加入を断ったり、保険料の割り増しを求めたりなど基準を厳しくしてきた。しかし、疾患によっては引き受け基準を緩和できることが分かった。日本生命保険は査定にAIを採用し、引き受け審査の迅速化をめざす。 2016/10/08 日本経済新聞 朝刊 5ページ

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感染症媒介を防ぐ遺伝子組み換え蚊を開発

蚊の遺伝子を操作して感染症の媒介を防いだり、子孫を残せないようにする研究が進んでいる。自治医科大学と農研機構のグループはマラリア原虫を媒介しないよう遺伝子を組み換えて唾液腺を破壊した蚊を開発した。海外では遺伝子操作によって蚊を不妊化させる試みも進み、デング熱やジカ熱の予防を目指す英国のオキシテックは、数百万匹の遺伝子組み換え蚊を放つ実験をし15年末迄に蚊の幼虫を82%減らせたという。ただ、組み換え技術は生態系を大きく変える恐れもあり、効果の持続性も含め長期で調べる必要があるとしている。 2016.7.17 日本経済新聞 朝刊

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放射線への耐性持つクマムシ固有のたんぱく質を発見

東京大学がクマムシのたんぱく質に放射線への耐性を高める働きがあることを突き止めた。研究グループは放射線耐性の強いヨコヅナクマムシに注目し、「Dsup」と呼ぶクマムシ固有の新たなたんぱく質を発見した。これをヒトの培養細胞に導入したところ、通常の培養細胞は増殖できなく強い放射線を照射しても増殖し続けた。クマムシは放射線以外にも乾燥、低温、高温など厳しい環境にも耐えられることで知られ、今後はこれらの耐性に関わるたんぱく質もゲノムから探していく予定だ。 2016.9.21 日経産業新聞 朝刊

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待機児童対策 板橋区 定員増

板橋区は26日、認可保育所を今年度の当初計画に加えて新たに3ヵ所整備すると発表した。当初より442人上積みし、1050人の定員増を図る。新施設の設置場所は、住宅街の駐車場だった土地や駅前の賃貸ビルなど。区内の4月時点の待機児童数は前年比2人減の376人で、23区で3番目に多い。区の担当者は「昨年度は567人分増やしたが、待機児童は横ばいで、今後の保育需要を考えるとさらに拡充する必要がある」と話した。 朝日新聞 2016年9月27日 東京

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タクシー 新卒採用増やす

タクシー大手が新卒採用を大幅に増やす。日本交通は2017年春に入社する大卒者を16年春より3割多い150人、国際自動車は7割増やして180人にする。中途採用が主体だったが、訪日観光客向けサービスなど広がる事業領域に対応するため、若いうちからじっくり育てられる新卒者重視にかじを切る。国際自動車は17年春に新卒の乗務員を150人、総合職やバスガイドなどを30人採用する。初めてインターンシップを実施し、300人が参加した。 日本経済新聞 2016年9月30日 企業・消費

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健康志向のチョコで市場を牽引

チョコはポリフェールや食物繊維などが豊富で様々な健康効果が期待されている。特にカカオ分の多いものや、乳酸菌入りなど健康志向のチョコレートが人気だ。愛知学院大の大沢教授によると、カカオ分70%以上の苦味の強いハイカカオチョコを1日5g×5個、4週間食べた調査では、善玉コレステロールの上昇や血圧の低下などが確認されたという。全日本菓子協会によると、2015年のチョコの国内小売り販売額は、前年比3.7%の5040億円となり、「健康志向のチョコの売り上げが貢献した」として、各メーカーは商品開発に力をいれている。 読売新聞 10月3日朝刊 16P

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100歳の方の日常生活

 健康食品大手のキューサイが実施した「100歳100人実態調査」で、100歳以上の超高齢者は日常生活で71%が「テレビを見る、ラジオを聴く」を好み、68%が「食べる」時間を楽しんでいることが分かった。  100歳以上の100人と家族や近親者からアンケートや聞き取りで生活実態を尋ねた。日常生活で好きなこと(複数回答)として「新聞・雑誌を読む」も53%と3位に挙がっており、メディアを通じた新しい情報にも関心が高い様子がうかがえた。  食生活では、男女とも「お米」を好きな食べ物に挙げる人が最も多かった。男性は2位に「肉」、女性は「果物」「野菜」が2、3位に入った。 9/26日 日経M 15P

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任天堂、ファミコン復刻

任天堂は、1983年に発売された家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の復刻版を日本で11月10日に発売すると発表した。「スーパーマリオブラザーズ」などファミコン発祥の人気ゲームソフト30本を内蔵し、テレビにつなぐだけで簡単に遊べる。30代以上のいわゆる「ファミコン世代」を狙い、本体デザインはかつてのまま、大きさだけ従来の約60%に縮小した。パッケージも当時のものを踏襲する。過去の人気作という老舗ゲーム機メーカーならではの強みで巻き返しを狙う。 2016.10.5 日本経済新聞

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