国が中堅・中小に、転職マッチング

潜在成長力を持つ地方の中堅・中小企業に、大都市で働く人材の転職の橋渡しをする内閣府の「プロフェッショナル人材事業」が東京都を除く46道府県で進んでいる。この事業は内閣府の地方創生事業の一環として昨年度から始まり、昨年10月から今年8月までの相談件数は全国で約7000件。このうち284件が成約している。事業を推進する内閣府地方創生推進室の村上敬亮参事官は「地方に優秀なプロ人材は来ないと懸念する声もあったが、予想以上に成約が多い。これまでは転職した先で何ができるのか具体的な情報がなかったのが問題だった」と語る。

日本経済新聞 2016年10月10日 朝刊 27面(地域総合)

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す