厳しい制裁に焦る北 韓国が仲介急ぐ

国連安保理や米国から経済制裁を受けている北朝鮮は、23年にも外貨が枯渇する可能性があるという。北朝鮮は米国が経済制裁を解除するよう韓国に仲介を求めているが、金正恩氏が個人的に親交を深めてきたトランプ米大統領が11月の大統領選挙で再選できるかが不透明であり、正恩氏は焦りを見せている。また、北朝鮮の後ろ盾である中国が米国との対立を深めていることも、正恩氏の焦燥感を煽っている。韓国の文在寅大統領は、正恩氏の不満を理解した上で対北制裁解除を米国に働きかける姿勢を見せているが、状況が好転しない場合は単独支援に踏み切るととれる発言もしている。
(2020/6/16 讀賣新聞 9頁)
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