中国海警、海軍と共同へ 周辺国は警戒

中国の習近平政権は、沖縄や尖閣諸島へ領海侵入を繰り返す中国海警について、「戦時」には軍の指揮下で任務に当たるとする法改正に乗り出したことがわかった。この法改正が成立すれば、海警を傘下に持つ武装警察部隊(武警)は中央軍事委員会から直接指揮を受けるか、中国国内を5つに分ける「戦区」のいずれかから指揮を受けることになる。これにより、中国側が「戦時」に入ったと判断した場合、海警は海軍と共同作戦をすることも「法的に可能」となる。海警の軍事的性格が強まることとなり、周辺国は警戒を強めている。
(2020/6/8 讀賣新聞 2頁)
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