卒論 はじめに

近年、観光は世界的に急成長している産業である。日本でも、2008年には835万人だった外国人観光客が2018年には3千万人を突破し10年間で3倍以上急増した。また、2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界に向けて日本の観光資源、文化をアピールする機会があり、ますます訪日外国人観光客数が伸びていくと予測される。このことからも、観光産業は日本経済の重要な柱へと成長しつつあるといえる。しかし、世界で観光産業が占めるGDPは10%であるのに対し、日本の観光産業が占めるGDPは5%に過ぎない。私は、観光産業はこれからの日本にとって極めて有益な産業であり、日本は世界の中でも有数の観光大国になるポテンシャルがあると考えている。私は本論文で、観光産業の現状をデータをもとに分析し、日本の観光産業の課題について考察していく。また日本の観光産業の課題解決策として事例を紹介しながら、日本が観光大国となるためには今後どのような戦略を取るべきなのか考察していく。

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