「テーマパーク」化進む食品工場

首都圏の食品メーカーが自社工場を「テーマパーク」化する動きが広がっている。主力商品への理解を深めて消費を促す従来型の工場見学をさらに発展させ、体験を中心に多彩な楽しみ方を提供することで幅広い世代を呼び込む試みが目立つ。今年で創業230年を迎えた埼玉県川島町の笛木醤油(しょうゆ)は16日、本社敷地内の醤油蔵を改装し「金笛しょうゆパーク」を開業した。子供が退屈せず長く滞在できるよう、敷地内にはブランコやハンモックなども設置。施設を拠点に周辺の観光スポットを周遊してもらおうと、貸し出し用の電動自転車も用意した。「コト消費」の隆盛で体験型施設の人気は高まっており、地域のにぎわい創出や観光振興にも一役買っている。(11/23 日本経済新聞35面)

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