貿易摩擦の株価へ影響

15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株三十種平均は反発し、前日比222.93ドル高で取引を終え、2万8千ドルの節目を初めて超えた。過去最高値の更新は二日ぶり。ダウ平均はトランプ米政権発足後の2017年1月に2万ドルの大台を突破し、大型減税などの景気刺激策もあり上昇基調をたどったが、18年に入ると米中摩擦などへの懸念から不安定な値動きになった。しかし、クドロー委員長が前日、米中協議が合意に近づいているとの認識を示したことを受け、貿易摩擦に対する懸念が和らいだことと、10月の米小売売上高が2カ月ぶりにプラスとなったことが買い材料となった。ただ「米中協議の不確実性はまだ高い」と警戒感もある。(東京新聞11月16日)
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