大学の新学部50以上開設、少子化で争奪戦

全国の大学で新学部の開設が相次いでいる。大手予備校の河合塾の調査によると、20年4月予定の新学部はは前年比1つ増え54となった。背景には少子化による18歳人口の減少がある。20年度の18歳人口は前年比で8000人少ない116万7000人と見込まれる。各学部は他にはないカリキュラムを押し出し、受験生の獲得に懸命だ。グローバル化やAIに対応するため、「国際」「情報」「科学」などを名称に冠する傾向が強い。その他にも大学統合に向けた共同学部新設の動きや、専門性などを高めるため既存の学部を刷新する動きもある。
(2019/11/13 日本経済新聞 朝刊)
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