米ゼロックス 富士ゼロックス売却へ

米事務機器大手ゼロックスは5日、富士ゼロックスの株式売却で得た資金をソフト会社などのM&Aに充てる方針を明らかにした。世界的なぺーパーレス化の流れの中で、事務機器の長期契約と補給品の販売に頼ってきたゼロックスの業績は低迷しており、売上高はピークだった1112月期の5割以下(98億ドル)まで減少していた。今回の富士ゼロックス株の売却で得る約23億ドル(約2500億円)は55000万ドルを負債の返済にまわし、残りは株主還元とソフト会社へのM&Aに充てる。ゼロックスは ソフトウエアの強化を通じて法人向けサービスを広げ、機器販売を中心としてきた事業モデルを転換し独力での業績回復を目指す。

(日本経済新聞 2019/11/6

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