卒論 事例研究

事例からわかること
1. ユニクロ
ユニクロではECサイトで注文した商品を店頭で受け取ると、送料が無料になる配送サービスを行っている。このサービスは、購入した商品を近くの店舗で実際に手にとって確かめることができ、その場で試着することも可能。サイズが合わなかったり、イメージと違った場合でも、そのまま店舗で返品・交換することもできる。件数ベースではECの約3分の1が同サービスを利用するほど伸長している。
ECサイトで購入した商品の受取場として店舗を利用することで、送料無料で受け取りたい顧客のニーズを捉えたことに加え、アパレルECの課題である試着を行いやすくしており、うまく店舗とECを融合させている例であるといえる。

2. ファブリックトウキョウ
オンラインのオーダースーツを展開するECブランド、FABRIC TOKYO(ファブリック トウキョウ)は、都市圏に展開するリアル店舗で採寸し、スマホなどから手軽にフルオーダーのスーツやシャツが買えるビジネスモデルである。
「D2C(Direct to Consumer)」業態の特徴を活かし、在庫リスクを解消するほか、店舗での顧客とのコミュニケーションから商品開発のヒントも得られる。また、顧客はECサイト上から好きなタイミングで購入できる。このように店舗とECの目的を分けることでうまく両立させている例である。

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