英旅行会社トーマスクック破産の影響

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英老舗旅行会社トーマス・クック・グループの破産が欧州の観光産業に影を落としている。トーマス・クックは23日に破産し、直ちに営業を停止した。観光大国のイタリアでは同社と連携する宿泊会社が多く、ホテルのキャンセルが大量に発生している。また、欧州各地に同社が抱える雇用の維持も課題だ。英国では国外に足止めされた15万人のために、政府はチャーター機を世界各地に派遣して旅行客を帰国させ、費用負担は1億ポンドにのぼった。影響は英国内にとどまらない。(9/27 日本経済新聞 11面)

 

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