金融庁、サイバー対策強化

 

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2020年の東京五輪・パラリンピックに向け金融庁は金融機関のサイバー攻撃対策を総点検する。近年の五輪では関係機関に対する大規模な攻撃が相次いでいるため、金融インフラの防御力を高める。10月に銀行や保険会社など約120社を対象に攻撃に備えた演習を実施する。演習はサーバーに大量のデータを送りつけて障害を起こす「DDoS攻撃」によって決済システムなどが停止したと想定して実施する。金融機関の応急処置やシステム会社との連携、顧客対応などの手順を確認する。演習の成果を踏まえて、金融庁は組織体制などに不備があった金融機関をあぶり出し、改善を求める構えだ。(9/25 日本経済新聞 7面)

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