パナソニック、植物性新素材を家電に採用

パナソニックはプラスチックの代替品として植物性繊維を55%含んだ樹脂素材「セルロースファイバー」を開発。数年内に冷蔵庫などの家電製品に幅広く採用する。使用後は可燃ゴミにできるため、トレーなど使い捨ての消耗品としての活用も見込める。同社は強みを持つ電池事業のノウハウを繊維の配合に生かし、従来よりも大幅に繊維の含有量を増やすことに成功した。ただ新素材の生産コストは通常のプラスチックを大きく上回る。パナソニックは他社と協業しながら量産化を進め、コストを低減させていく方針だ。
(2019/7/7 日本経済新聞 朝刊 一面)
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