レジ袋有料化、東京五輪前までに

世耕弘成経済産業相は15日、20カ国・地域(G20)エネルギー・環境会合で、小売店などで配られるレジ袋について2020年4月1日にも有料化を義務付ける方針を明らかにした。訪日外国人客が増え、国際的な注目が集まる東京五輪までにレジ袋対策を進め、日本の環境意識の高さを訴えたい考えだ。ただ、これまでの政府の調整にはやや不透明な部分がある。原田環境相は容器包装リサイクル法など、既存の法改正を含めて検討する考えを示していたが、世耕経産相は法改正より省令を改正した方が迅速で実効性のある対応策になると話した。具体的な制度設計や周知設定に残された時間は少なく、実施にあたって課題は多い。
(2019年6月16日 日本経済新聞朝刊5面)
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