中国国家主席、訪朝へ

中国共産党対外連絡部長は17日、習近平国家主席が20〜21日に、北朝鮮を国賓として訪問すると発表した。中国国家主席の訪朝は習近平氏の前任が200510月に赴いて以来だ。中国がこの時期に訪朝を決めた背景には、今月末に大阪で開かれるG20首脳会議がありそうだ。中朝の連携をアピールし、通商問題で対立する米国を牽制する狙いとみられる。また米中が協力できる数少ない案件の北朝鮮の非核化問題で、北朝鮮への影響力は米国への重要な外交カードにもなる。習氏の訪朝について中朝は「正恩氏の招請に応じたものだ」と発表しているが、北朝鮮内部に詳しい韓国の関係者は、中国側が訪朝を求めた可能性を指摘している。

6/18 朝日新聞朝刊第1面)

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