日清食品、カップ麺容器を植物性プラスチックに

日清食品ホールディングスは、カップ麺の容器を植物由来プラスチックに切り替える。まず国内で販売する主力の「カップヌードル」で2020年初めから導入し、国内外で販売する他の製品も順次切り替える。現在の容器は石油由来のプラスチックを約3割使用しているが、21年度までに石油由来の使用量を半減させ、新型容器に切り替える。植物由来プラスチックは燃やしても大気中のCO2総量は変わらないとみなされる。新型容器を製造時から焼却した場合までのCO2排出量は既存容器より2割弱減らせるという。即席麺世界シェア2位の日清が植物性の容器・包装の導入を広げれば波及効果は大きい。
(2019/6/11 日本経済新聞 朝刊 一面)
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