高額新薬と付随する問題点

厚生労働省は15日、がん治療薬「キムリア」の公定価格を決める。米国では約5200万円、日本では3349万円の価格となる予定だ。米国は効き目に応じて支払いを受ける成功報酬型が採用しているが、日本はこうした制度がないことなどから米国より低い薬価になる。日本の公的医療保険では、原則患者は医療費の3割を負担するが、月ごとの自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」があるためキムリアの場合は治療費の大部分が保険から賄われる。今後もこうした高額な新薬の登場が相次ぐとみられ、保険財政の悪化を危惧する指摘もある。
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