小型無人機の飲酒操縦を禁止する航空法の改正案が国会審議中で、近く成立する見込みだ。小型無人機の飛行許可申請が16年度から二年で3倍近く増加することに伴い、トラブルや事故も増加。16年度は55件だったのに対し18年度は19年2月分までで70件と事故の件数は増えている。従来の航空法では安全運転に関する具体的な決まりは十分に整っておらず、規制の必要性が指摘されていた。今回の法改正で、飲酒で正常な飛行ができない恐れがある状態だの操縦や、騒音を出したり急降下させたりする危険な飛行が禁止となる。
朝日新聞朝刊5月4日1面