微生物を使った廃水処理の効率、大幅向上へ

10月16日 火曜日 日本経済新聞 13面

 東京大学と東京薬科大学、パナソニック、積水化学工業の研究チームは、生命活動に必要なエネルギーを取り込む際に電子を放出する微生物を使い、従来より最大で約8割電力を削減できる新たな廃水処理システムの開発を始めた。2014年度には、食品工場など、有機物を多く含む廃水を生み出す工場で2年間の実証試験を実施し、7~8年後の実用化を目指す。将来的には、エネルギー供給を受けない、自立した廃水処理システムを実現できる可能性も見えてきた。

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