IPS細胞のみで新たな命が可能に

10月5日 金曜日 日本経済新聞 朝刊

 京都大学の斉藤通紀教授や林克彦准教授らの研究チームは、メスのマウスから作ったIPS細胞から卵子を作り、通常の精子と体外受精させ新たなマウスを誕生させることに成功したと発表した。10月5日の米科学誌サイエンス電子版に掲載される予定だ。昨年には、IPS細胞から精子を作る同様の実験にも成功しており、この成果と組み合わせれば、理論上では、IPS細胞のみから新たな命を生み出すことが可能になる。

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