日本製化粧品 輸出増

日本製化粧品の輸出が5年連続で過去最高を更新している。インバウンド(訪日外国人)が帰国後も購入を継続する動きが定着したことで、持続的な輸出増が期待されており、工場などへの国内投資も促している。資生堂やコーセーは海外工場の生産から、国内生産へと切り替え、メードインジャパンを前面に打ち出す戦略を取った。また、2017年11月には中国政府が化粧品の輸入関税の引き下げを発表したことも追い風になっている。日本の化粧品産業は供給力が課題で、資生堂は新工場を増設、コーセーは工事での増産投資を進める。機会損失を抑えるためにも、生産能力が欠かせない。

(「日本経済新聞」2018年2月24日6面)

A94A3678-5AC1-42C2-90F7-4C72CB4A30DF

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す