色彩の商標登録 認知度がカギ

2015年の改正商標法施行で音や動きなど新しいタイプのが可能になった。その中でも審査の基準が特に高くなっているのが「色彩」。ブランド企業にとって色は自社の商品をアピールする上で大きな武器になる。日本の登録実績は3年あまりでトンボ鉛筆の消しゴムのケースの「青・白・黒」の組み合わせなど4件だけ。特許庁によると色彩の出願件数は約520件。ただ色彩は身の回りに溢れている。商標権を特定の企業に認めてしまうと他社の商品で使えなくなったりするなど影響が大きい。特許庁は商標認定には「極めて高い著名性が欠かせない」とする。色と商品やサービスの関係が幅広く認知される必要がある。

日本経済新聞9月17日11面

DSC_0584

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す