中国では近年、レジなどに人を配置しない無人サービスが増えている。ネット通販最大手アリババ集団などもこの無人サービスを展開しており、四年後に市場規模は16兆円を超えると予想される。無人サービスの対象は幅広く、飲食店やカラオケボックス、ホテルのフロントなどにも及ぶ。中国では経済成長に伴う家賃や人件費の高騰が続いており、コスト対策としてもこの無人サービスは期待される。た、アリババのスマホ決済アプリの同時活用による、会計の効率化も行われており、さらに無人サービスの展開を加速させている。
日本経済新聞5/20 7面