破綻後の出遅れ挽回を目指す日本航空

日本航空は14日、国際線中長距離路線の格安航空会社(LCC)を設立し、LCC事業に本格参入すると発表した。日航との違いを明確にするため別ブランドとし、日本拠点のLCCとして初となる北米・欧州を含めた中長距離路線に的を絞る。日航の破綻を受けて政府が日航の新規投資と新規路線開設を制限した29年3月までの期間は国内外でLCCが勢力を拡大してきた時期であり、日航は新LCCで経営破綻後の出遅れ挽回を目指す。しかし、新LCCには既存の国際路線とのすみ分けという課題もあり、日航が勝ち残れるかは未知数だ。

2018年5月15日 産経新聞 2面

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