オンワード 直営サイトに力

DSC_0494
13日、大手上場アパレル4社の2017年度決算が出揃った。各社か電子商取引(EC)に力を入れ始める中、モール型サイトよりも直営サイトが充実するオンワードホールディングスの先行ぶりが目立つ。ZOZOTOWNなどのモール型サイトは集客力があり顧客との接点を増やせるなどのメリットがあるが、手数料を取られるため利益率が落ちる。また、顧客の購買情報も自社で蓄えることができない。そのためオンワードが目指すのは直営サイトを通じて取得した顧客の属性や購入履歴などを販売に生かすモデル。将来は分析を進め、売れ筋商品の開発や需要予測、在庫管理にも役立てるつもりだ。

日本経済新聞 4月14日 朝刊 15面

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す