京大研究所iPS細胞作製成功率5割に

京都大iPS細胞研究所の山本拓也講師らのグループが、iPS細胞を効率的に作る2種類の遺伝子をマウス実験で発見した。2つの遺伝子が、体細胞をさまざまな細胞になれる状態に戻す「初期化」を促進し、iPS細胞の作製成功率が従来の数%から50%以上になった。論文は2日、米科学誌「セル・メタボリズム」に掲載された。山本講師は「作製効率を上げることで、将来的により高品質なヒトiPS細胞の作製につなげたい」と話している。

5月3日 毎日新聞

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