食品添加物の光と影

 どのようなことにも、絶対の安全は存在しないという前提から、食品添加物の問題点についての私の意見を書きたいと思う。まず、一番かつほぼ唯一の問題点としては、食品添加物が、がんやアレルギーを誘発する危険性があることが挙げられる。しかし、この問題は、食品添加物だけのものなのだろうか。仮に天然の食物を毎日食べていても、一種類の物質の過度な摂取や、暴飲暴食をすれば、がんやその他の病気を誘発する原因になるであろう。薬でさえ、摂取のしすぎは、毒になるのである。逆に、食品添加物を恐れてしまい、食べるものが制限されてしまうことのほうがよっぽど怖いのではないだろうか。よって、私は、はじめに述べたように、絶対的な安全が存在しないがゆえ、食品添加物の危険性があることは否定しないが、それは、優先順位の高いことではなく、その他、食生活や栄養バランスなど、もっと大枠の問題のあとに、議論されるべきことなのではないだろうかと考える。

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