ヒト受精卵の研究について、年内予定だった指針策定を見送り

政府の生命倫理専門調査会は、ゲノム編集技術を使ったヒト受精卵の基礎研究について、国の指針作成を見送ると決定した。同調査会は今年4月にヒト受精卵へのゲノム編集技術を基礎研究に限って認め、内閣府を通じて各省庁に指針作成などの環境整備を求めていたが、研究をめぐる状況の変化が目まぐるしく指針内容を短期で固めるのが難しいといった理由から今回は作成を見送り、当面は学会主導のマニュアルで対応する予定だ。

2016.10.22 朝日新聞 朝刊 総合面

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