東北6県の旅券の取得、低水準、国際線就航の課題にも

東北6県でパスポートを取得している人の割合が軒並み低いことがわかった。外国人観光客の増加をめざして海外との定期便誘致をめざしているが、日本人利用者が少なければ航空会社の採算悪化につながり就航を維持できない。インバウンドだけでなく、日本人が海外に旅行するアウトバウンドの両軸で観光戦略を練る必要がありそうだ。パスポート取得率は全国平均が18.7%に対して青森が最も低く8.9%、続く秋田が9.6%だった。岩手県では台北からの定期便を飛ばすよう中華航空に交渉しているが、中華航空からは少なくとも客席の4割は日本人で埋めるよう要請されており、日本人の利用促進が課題となっている。

日本経済新聞 2016年5月28日

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