総務省消防庁は急に体調を崩したり怪我を負ったりした場合、症状に応じて救急車を呼ぶべきかどうかを判断できるスマートフォン向けアプリを開発する方針を固めた。これは年々増加している全国の救急車の出動件数のうち、約半数は入院の必要のない軽症者を減らし、重症者の搬送を優先したい考えがあるためである。アプリは症状別に質問を選択し、赤ならすぐ119番、黄なら2時間以内を目安に最寄りの医療機関を受診、緑むなら緊急ではない。といった3段階で判定する。
読売新聞 2016年10月8日(土)朝刊29面
コメントを投稿するにはログインしてください。