爆買い対策 空振りか

中国政府が輸入品に課す関税率を引き上げた。ただ、負担増への市民の反発を恐れるためか、海外からの帰国者に対する税関検査が緩いとの指摘もあり、爆買い対策は空振りに終わる可能性もある。関税引き上げ直後こそ、「税関でカバンを開けられ、高い税金を取られた」など旅行客の不満があったが、その後は沈静化。政府としても、国民の不満の種が増える事態は避けたいのが本音で、日系旅行会社の関係者は「税関での検査で見逃されるケースが多いようだ」と明かす。

毎日新聞 2016年5月3日

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