サムスン、新スマホ販売打ち切り

韓国サムスン電子は11日、新型スマホ「ギャラクシーノート7」の生産・販売を打ち切る方針を明らかにした。ノート7は8月の発売直後から発火事故が相次ぎ、10カ国・地域で約250万台の自主回収と端末交換を実施。再発防止に努めたが、交換後の端末にも発火の報告が出て、問題解決が難しいと判断したようだ。世界首位メーカーの最上位機種がわずか2カ月で消える異常事態となる。すでにノート7を保有する利用者に対しては、他機種への交換や購入代金の払い戻しに応じる。

日本経済新聞 2016年10月12日 朝刊 1面(一面)

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