厚労省、過労死の実態について初めて白書作成

厚労省は7日、「過労死等防止対策白書」を初めてまとめた。過労死や過労自殺の現状や防止策、残業が発生する理由などを説明している。企業1743社の調査結果によると1ヶ月の残業が最も長かった正社員の残業時間が「過労死ライン」の80時間を超えた企業は22.7%で「情報通信業」「学術研究、専門・技術サービス業」では4割を超えた。過労死の防止策を進める責任が国にあることを明記し、労働者2万人を10年間にわたり追跡調査することも計画している。

2016.10.8 朝日新聞 朝刊 総合

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