遺伝子組み換え植物およそ290個体が流出

奈良先端科学技術大学院大が研究用に育てていた遺伝子組み換え植物訳290個体が施設内から野外へ流出していたことが分かった。遺伝子の働きを調べるためにアブラナ科のシロイヌナズナの遺伝子改変をしていたが、周囲の環境や人体に影響する遺伝子は使っていないという。温室の半径訳20m圏内で確認されたものは既に除去済みで、シロイヌナズナの繁殖特性上拡散の可能性は低いというが、およそ20~30種の遺伝子改変シロイヌナズナが約一年前に流出したとみられるため、今後定期的なモニタリングを実施する予定だ。

2016.5.11 日経新聞 朝刊

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