昆虫の特徴を真似てロボットに応用

災害時に役立つ技術開発に昆虫の機能が注目されている。東京大学は蛾の触角をにおいセンサーとして搭載した二輪走行の探知ロボットを開発した。室内実験では空気中のにおいを辿って数十cm離れた発生源にほぼ100%の確立で辿り着けた。ヒトのにおいを検知するたんぱく質を触角に組み込めばヒトのにおいにも反応できる。また工学院大はアメンボを真似た水面移動ロボを開発。アメンボの足の特徴を模倣し、表面張力で水に浮き移動する。ヒトが立ち入りにくい水面での放射線量測定等に役立てる考えだ。

2016.9.26 日経新聞 朝刊

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