LINE上場 既存市場のアジアに投資

スマートフォンの対話アプリを提供するLINEが15日、東証一部に上場した。LINEの利用者は全世界で2億人。6千万人が日本人で、台湾、タイ、インドネシアにも利用者が進む多く、海外の収入が3割を占めている。実は最初の上場申請は2年前。その後2年の間で、ワッツアップ、フェイスブック、メッセンジャーが米欧を中心にシェアを拡大した。対話アプリ市場は1度勝者が決まると覆しにくいため、LINEは拡大の好機を逃したとの指摘もある。これからはシェア拡大は狙わず既存の市場内でサービスを拡大していく。

2016.7.16 朝日新聞 朝刊 〈経済〉

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