名古屋城(名古屋市中区)の外堀で、体長1メートルを超す肉食魚「アリゲーターガー」が目撃されて7年が経つ。北米原産の外来種で、在来種を大量に捕食するなど生態系への影響が懸念されており、ここでもコイなどを大量に食べているため、市の捕獲作戦が続いている。しかし確認されている5匹のアリゲーターガーは7年もの間逃げ回り、成長を続けている。現在の体長は1.3mほどで毎年徐々に大きくなっているという。成長すれば3メートルにもなるとされる。市は「性格が臆病なので通常は人を襲うことはない。ただ、万が一もあるので見つけても手を出さないで欲しい」と注意を呼びかけている。
6月14日朝日新聞デジタル